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Apple社が買収した気になる企業とその技術(拡張現実)

今回は企業としてのApple社の話題です、Apple社は毎年いくつかの先進技術を持つ企業を買収してきました、分野としてはデータ管理、分析、アプリ製作、システム制作、自動運転、拡張現実(AR)等、多岐にわたります、その中でも拡張現実(AR)はApple社が力を入れている分野のひとつです、以下に、Apple社が買収した拡張現実に関連する企業をあげてみました。

2015年買収の拡張現実(AR)技術を持つMetaio

ドイツのミュンヘンにあったこの企業は拡張現実アプリケーションを開発していた企業で、Junaioというソリューションを提供していました、Junaioは現実世界のビルや道路等の位置をGPS情報で確認し、その情報と音楽、画像、動画、3Dオブジェクトのコンテンツを関連付けするサービスでした、位置精度が高く、その分野では非常に高い技術力があった企業です。

 

2017年買収のARヘッドセット技術を持つVrvana

カナダのモントリオール企業VrvanaはARヘッドセットを手がける企業でした、Vrvanaが開発していたヘッドセットは、一般のヘッドセット製品と違い、外部カメラを通じヘッドセット内に現実世界の風景を取り込み、その風景画像と、ヘッドセットの内部システムで作り上げた3Dオブジェクトとを、重ね合わせ反映させていくというものでした。

 

2018年買収の拡張現実用導波路レンズ技術を持Akonia Holographics

アメリカ、コロラド州デンバーAkonia Holographicsは軽量ヘッドセットにはかかせない導波路レンズの技術を要する企業で、ホログラム用のディスプレイ等を開発し、ホログラムに関連する特許を200以上所有していました。

 

昨今、拡張現実(AR)には多くの企業が次々と参入してきました、その中心であるgoogle,fecebook等も先行して拡張現実(AR)企業を買収し、magicleapやoculus等の製品を販売又は発表しています、この技術はゲーム関連向けを中心に、医療、製造、シュミレーター、また軍事利用に至るまで、様々な場所で応用されています、Apple社も関連企業の買収を経て、2020年頃を目処に拡張現実(AR)関連製品を出してくると予想されています、2007年当時スティーブ・ジョブズが初代iPhoneを持って登壇したあの時のような、みたこともない革新的な製品の発表を期待しています。