個人のプライバシーを守る検索エンジン duckduckgo
プライバシーを守るduckduckgoという検索エンジンをご存知ですか?Apple製品をお使いの方にもオススメしていきます。
Apple製品のセキュリティー対策
巨大テクノロジー企業の中でも、Apple社はユーザーのプライバシー保護について、高い意識と強い理念を掲げています、現にiPhoneをはじめとするApple製品には、それを反映するように、様々なセキュリティーや機能を設けています、間近に発売した製品群にも、T2という最新のセキュリティーチップを搭載しています、こうしたセキュリティー機能は外部からの介入に対して、強固な機能を発揮しプライバシーを保護します、しかし、Apple製品を使っているから安心という方でも、検索エンジンを利用する場合は話が変わります、検索エンジンは、ユーザー側から外部へのアプローチとなるため、セキュリティーとは関係のない部分になります、特にプライバシーを気にされるような方は、利用する検索エンジンを選ぶことが必要かもしれません。
duckduckgoとは
そこで紹介するのが、ユーザーのプライバシーを守る検索エンジンduckduckgoです、運営はアメリカ合衆国ペンシルベニアに本社のあるduckduckgo,incです、2010年にオープンソース化を議論するためのウェブサイトとして運営が始まりました。
ユーザー情報利用の現状
通常の検索エンジンを運営する企業はユーザー情報を収集し、その情報を元にユーザーに快適な体験を与える事を理想としています、こうしたユーザー情報を持つ企業も、当然セキュリティー対策や個人情報の漏洩防止には多くの対策をしていますが、100%の対策をするのは不可能に近いです、また、ユーザー情報がどこでどう使われているかもわかりません、しかし、私達の多くは、無意識に検索エンジンを利用しているのが事実です。
duckduckgoの検索エンジンの利点
duckduckgoの理念は、プライバシーの保護とユーザー情報を記録しない検索エンジンであるとしています、「一番の対策はユーザー情報を収集しないこと」です、 多くの検索エンジンは、IPアドレス、クッキー情報、検索ワード、趣味嗜好等のユーザー情報を広告エンジン内の情報と合致させ、それに合わせた商品や情報を提供し利益を得る仕組みになっています、一方、duckduckgoは検索されたキーワードに対してのみ広告を判断し、提供することで利益を生む仕組みです、IPアドレスは保存されませんし、クッキー情報も必要なもの以上は記録しません、また誰が検索しているかわからないようにする技術も取り入れてます、どちらの検索エンジンの仕組みが良いかは、ユーザーの判断にもよりますが、実際にduckduckgoの検索利用件数は年々増加しています、これはやはりユーザーの方々のプライバシーまたはセキュリティーに対する関心が高まっていることが考えられます。
私自身、以前から検索エンジンはduckduckgoとGoogleを併用しています、duckduckgoは大手検索エンジンと比べると若干物足りない部分もありますが、数年前と比較すると検索スピードや精度は格段にアップしてきています、今後更なるアップデートを重ねて理想的な検索エンジンになってくると思います、皆様も一度利用されてみてはいかがでしょうか。